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誰でも、老いていくのよ。

今日は、老人保健施設にいるお姑さんに会ってきたの。

入所して、もうすぐ2年になるかしら?

パパと、月に一度は会いに行こうって決めてるの。

会っても、もう私たちが誰なのかもわからないんだけど。。。

 

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 「お母さん、遊びに来たよ。 元気にしてた?」

「あぁ、してたよ。」

「今、主任さんに聞いたけど、最近ご飯残しちゃうんだって?」

「あぁ、そうなの?」

「そうなの。 ちゃんと全部食べてね。」

「はいはい。」

「あ、そうだ。 この人ね、来年還暦を迎えるんだよ~。」

「へ~。 若く見えるね~。」

「でしょ~。 お母さんが、最後に産んだ子供だよ。」

「あぁ・・・そう。」

「もう60歳だって。 すごいよね。」

「ほんとだなぁ。」

 

 

お母さん、ずっとニコニコしてたわ。

柔らかい笑顔で、とっても穏やかだった。

 

周囲を見渡すと、ほとんどの方がウトウトと居眠りをしてた。

時間は、午後3時。

ちょうど眠たくなる時間なのね、きっと。

 

男性の方は、ごく少数しかいない。

ふと思う。

きっと、この方たちは、バリバリ働いて元気に毎日を過ごしてた。

女性の方たちも、毎日家事や育児に追われ、家庭を守り、

日々、忙しく生活していたんだろうなって。

でも、今は、暖かな日差しの中でゆったりと生活してる。

 

そこにある風景に、いずれ自分も溶け込むかもしれない。

 

そんな事を、いつも行く度に心で感じる。

 

人は、誰しも年を重ねる。

90歳を超えても、自立して生活している人もいれば、

60代で病気になり、家族を認識出来なくなる人もいる。

その差は、いったい何だろう。

本当に、不思議だ。

 

もし、私が愛する息子たちの存在がわからなくなったら、

あの子たちは、どう感じるんだろう。

 

やっぱり、寂しく思うのかな。

 

でも、それすらも、忘れてしまった方はわからない。

悲しい事だけど、誰も悪くない。

誰も、責めることは出来ない。

 

ただ、受け止めて行くしかないのよね。

その人の人生を。

 

私はいつも、お母さんに会いたい一心で会いに行くけど、

きっと、パパは複雑な思いを抱えて行くんだと思う。

 

自分の肉親だから。

自分の、母親だから。

 

その思いは、私には計り知れない。

でも、お母さんの笑顔を見ることも、

温かい手に触れることも、とても大切な時間だと思ってる。

だから、私たちは、また会いに行く。

大好きな、お母さんに。

 

毎日を精一杯生きないと、だめだよね。

 

お母さんとの時間は、いつも必ずこう思わせてくれる。

だって、忘れられないもの。

いつも明るくて元気に笑ってた、お母さんの姿が。

 

たくさんお世話になったのに、何も恩返しが出来ないね。

 

ごめんね、お母さん。

 

 

 

 

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