ありがとうって、嬉しいわね。

昨日の夜、家を出て行った次男から、珍しく電話がかかってきたの。

 あら、どうしたのかしら?

そう思って応答をタップしたら。

 

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「うぃーす。

 ちょっと聞きたいことがあるんだけどー。」

 

彼は、普段あまり私を必要としない子。

だから、こう言われるとつい嬉しくなっちゃうのよね。

 

「なになに? どーしたの?」

 

もうね。

気分は、ちぎれそうなほど尻尾を振ってるワンちゃんよ。

 

「あのさー。

 家賃の口座引き落としの手続きが完了してませんって。」

 

 

はい?(右京風)

  

 

「もう少し、詳しく教えてくんないかな?」 

「んー。  

 なんか、家賃を振り込んでって書いてあるんだけど、どうすりゃいーの、これ。」

 

 

はいはいはい。

なんとなくわかったわ。

 

 

「そのハガキの写真、ラインで飛ばしてくんない?」

「うぃー。」 

 

やっぱり。

ハガキそのものが振込用紙になってるやつね。

なんだ、簡単なことじゃん。

 

「もしもし? わかったよー。

 そのハガキをコンビニに持ってって、来月分の家賃を払ってくるだけだよー。」

「ふーん。

 引き落としにするには、どーしたらいーの?」

「それは、管理会社に電話で問い合わせて聞いてみて?」

「番号知らんのだけど。」

「マンションの敷地内のどっかに書いてあると思うよ(笑)」

「りょーかい(笑)」

「ほーい。」

「んじゃ。」

 

 

簡単なことだけど、初めてのことだからわからないよね。

何事も勉強だぞ、息子よ。

 

あ、ハガキに管理会社の電話番号が書いてあるじゃん。

ラインラインっと。

 

「ハガキの表紙に番号書いてあるよー。ここにかけて聞いてみやーねー。」 

「りょーかい。 ありがとう。」

 

 

え。

ありがとう?

 

 

あの子が、私にありがとう?

 

 

あの、俺様で生意気なあの子が、この私にありが。。

 

 

 

パパー!

 

 

 

「どうしたの?」

「あの子が、ありがとうって!

 見て見て、ほら! ありがとうって! ほらっ!」

「そんなに興奮すること?」

「だって! 聞いた記憶ないもんっ!」

「ふーん。 じゃあ、記念に待ち受け画面にしたら?」

「そ、そうね。スクショして待ち受け画面に。。。」

 

 

 

って、そこまでしんし。

 

 

 

パパって、いつも冷静でつまんなーい。

あの子からの「ありがとう」の、

希少価値と重みが全然わかってないんだからっ。

 

もっと、私みたいに「わーい」ってなればいいのに。

 

でも、もしそうだと家の中がうるさくて大変ね。

やっぱり、このままでいいわ。

 

 

家を出て、

少しずつ自立して、

人に感謝することを覚えて、

立派な大人の男におなり、大事な息子よ。

 

母は、こんなことでも嬉しくなるよ。

もちろん、君には言わないけどさ。

 

わからないことがあれば、いつでも聞いといで。

誰だって、最初からなんでもやれる訳じゃないから。

聞くことは、決して恥ずかしいことじゃないから。

 

 

「ありがとう」

 

 

綺麗で、温かい言葉だよね。

 

 

 

 

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